食べるワイン Story

ワインの原材料は葡萄です。
ワインに「香り」や「風合い」は感じるのに、
葡萄そのものには特徴的な香りはほとんどありません。
ワインは、葡萄という宝石のような果実が 発酵・熟成し、大切に醸されたことによって誕生する
奇跡のお酒なのです。
葡萄味の食べ物は世の中にたくさんありますが、
「ワイン味」という味を想像できる方はいないのではないでしょうか。
その芳醇なワインの香りを、なんとか他の食べ物にできないだろうかと山梨では、実は10年以上前から取り組んでいたのです。
試行錯誤を何度も何度も繰り返し、
その取り組みの出口はやっと見えてきました。
ワインは、熟成した葡萄の搾汁液を発酵させてつくる醸造酒。
つまり、搾汁された葡萄の液体が芳しいワインになります。
では、残った固体は?
葡萄の果皮、種、そして葡萄の茎は、
そこでその役目を終えていました。
でも、その葡萄の果皮にこそ
計り知れないポテンシャルがあったのです。
香料や色素として、古くから食品や化粧品に使われてきたポリフェノール。
「赤ワイン」はこのポリフェノールをたくさん含んでいることは周知の事実です。
そして、このポリフェノールは実は果皮の部分に多く含まれています。
そう、搾汁が済んでもなお、その香りと栄養素と色素をたっぷり含んだ葡萄の果皮だけを集め、新たに食品の原材料に再生させること。
これが山梨で「地域産業資源」に認定されたワインパミスという新しい原材料なのです。
株式会社ワインフーズの吉野勝は、この研究に半生を費やしました。
そしてこのワインパミスを使った、ワイン風味の食品を始め、
肉に漬け込むことによって柔らかく調理できるワインパミスの特徴などを活かし、
今まで液体のワインを使ってつくっていた様々なソースなどの研究を現在も続けています。
ヤマナシ良品premiumは、
株式会社ワインフーズと連携し、
今回ワインパミスを原料とした
「ワインパミス」「ワインジャム」「ワインソルト」の
販売をスタートします。
生地に練り込んで焼き上げることによって、芳醇な香りを放つワインパン。
ピューレソースと言った方がピンとくるワインジャムは料理の万能ソース。
ハーブより香ばしいワインソルト。
「食べるワイン」は、
日本の葡萄とワインのメッカ山梨の
新しい取り組みなのです。